平成29年度 1年生の講義

「修了作品ガイダンス」講師:藤井青銅

   11月10日(金)/11日(土)

   東京作家大学では学年ごとに修了作品を受講生から募集、終了時に作品集として配布しています。2年生、3年生は自由作品ですが1年生にはキーワードが与えられます。今年度は「バカヤロウ!」「電話」「商店街」の中から1つを選び、短編小説・童話・エッセイを書き上げます。

   昨年度の優秀作品7つを受講生で読み合い、良い点悪い点、そしてキーワードの活かし方、オリジナリティの出し方などをエッセイ・短編小説の名手・藤井青銅さんが解説しました。

「魅力ある悪役を書いてみよう」講師:花輪如一

          1回目:10月20日(金)/21日(土)

          2回目:

   悪役のキャラで作品にワンランク上の輝きを!(1回目)物語の悪役とは?読者の共感を得るために、登場人物が背負う二つの荷物は?巨匠の作品に学ぶ悪役の登場シーン。「針の目」「ボーンコレクター」「町の島帰り」など。(2回目)凡庸、ありきたりを嫌い、思いっきりセクシーな悪役を生み出す。各自の作品を作者が朗読・発表。クラス全員でディスカッション。ヒチコックはお好き?物書きから好奇心をのぞいたらなにも残らない。


「脚本を書いてみよう」講師:井出真理

          1回目:10月13日(金)/14日(土)

          2回目:10月27日(金)/28日(土)

          3回目:

 ドラマ作品の土台となる脚本と、活字による文章表現である小説やエッセイとの違いを解説し、認識していただきます。その上で、映像ドラマとオーディオドラマ、それぞれの脚本の書式を学んで、ワンシーンを書くことに挑戦してもらいます。第1回/ドラマ作品の土台となる脚本と、活字による文章表現である小説やエッセイの違いを、実際に制作されたドラマ作品の脚本の一部を受講者の皆さんに読んで貰いながら、理解してもらいます。時間があれば、台詞・会話について少し解説します。第2回/脚本の書き方を学びます。脚本を書くにあたって最も重要なもの、台詞について解説した後、映像ドラマの脚本のシーンの書き方として柱とト書きを、オーディオドラマの脚本の書き方として音響効果について解説します。次回に向けて、課題を出します。第3回/提出して頂いた課題作品のうち、幾つかを読んで貰いながら講評します。


「ネットで作家になる方法」講師:鈴木収春

          9月29日(金)/30日(土)

   出版ビジネスの基礎知識を身につける。また、ネットでの作品投稿にトライする生徒が一定数出ることを目標とする。出版業界の市場規模、出版ビジネスの仕組み、書籍における原価計算などを解説。厳しい現状を伝えつつ、人気さえ出れば書籍化の確率の高い投稿サイトを紹介。不特定多数の目に触れる場に作品を出すことの意義を学ぶ。

「エンタメの手法は全ての創作に有効である」講師:宮下隼一

            1回目 9月8日(金)/9日(土)

            2回目

   楽しいこと、うれしいことを、エンタメの手法を使ってちゃんと伝える文章術を学びます。

   初回前の課題「マイ・フェバリット」(400字) 1回目「なくてななくせ」(400字)

   誰が誰に伝えるか、書くかを明確にして、自分の原稿『マイ・フェバリット』を直し、その効果を知る。エンタメ作法の効用、映像と小説の違いなど、講義。2回目は『なくてななくせ』の講評を主に。エンタメ作法の様々な手法を、宮下の経験に即して講義。           


「洒脱な文章術」講師:島敏光

          1回目 8月18日(金)/19日(土)

          2回目 9月15日(金)/16日(土)

   プロエッセイストにしてプロ司会者・島敏光さんによるエッセイ実践講義。講師自ら持ち込んだ「桃」と「ビンテージカーのミニカー」を見て、自分だけの視線で切り取りエッセイを仕上げます。文章の書き方の基本を知り、読みやすく楽しい文章を書くための秘訣を伝授します。


「キャラクター小説を書く」講師:小林雄次

          8月4日(木)/5日(土)

  大学卒業後に国民的アニメ「サザエさん」でデビュー。以来、「ウルトラマン」シリーズ、「プリキュア」シリーズから「餓狼」「セーラームーン」まで、特撮・アニメ界で活躍している小林雄次さんが教える「キャラクター小説」の世界。キャラが立ちすぎているキャラたちをどうドラマチックに行動させて、幅広い世代が楽しめるエンタテインメントに仕上げるか。実作に役立つ話がいっぱいでした。

「インターネットに書く」講師:高橋秀樹

          1回目:7月28日(金)/29日(土)

          2回目:9月1日(金)/2日(土)

   WEB上で『人に読んでもらえるメディア批評』を1000字以内にまとめて書く力をつける講義。「自分にしか書けないこと/話題/テーマ」は何かを自分に問い詰めて探し出します。1回目はWEB記事の書き方とその骨法。課題は「私のテレビ評」。2回めの講義で合評会。


「効果的な会話の書き方」講師:東多江子

          1回目:7月21日(金)/22日(土)

          2回目:8月25日(金)/26日(土)

   フィクション、ノンフィクション問わず、印象的な会話シーンがあると、作品が生き生きと輝きはじめます。どんなタッチで書けばよいのか? 構成上どこに入れるのが効果的か? 拙作の小説から例を拾いながら、伝授します。課題あり!提出された課題からいくつか選抜し、朗読劇ふうに実演。文字で書かれたものが肉声で表現されると、どう印象が変わるかを体感してもらいます。「公開添削」によって、より効果的な表現を学習します。


「創作脳の鍛え方」講師:さらだたまこ

          7月14日(金)/15日(土)

   小説あるいはドラマ脚本 および 戯曲を書くための〝創作脳〟を鍛える基本訓練について学ぶ。ノンフィクション分野の文章作法にも役立つ創作脳について。キーワードは自分!まず、自分のことから書いてみよう!自分を知る・掘り下げることが創作の第一歩となる。さらに、書きたいテーマを、既存の有名な物語に当てはめて構成を考えてみることろまでが今回の内容。

「小説は必ず上手くなる!ではそのための具体的な方法は?」講師:宮田昭宏

          6月30日(金)/7月1日(土)

   小説を書こうと思った人が,迷いなく自分の小説を書く-それも上手に-ためにいくつの必要なことを学ぶ。こういうことを自分に問うてみよう①なぜ書きたいのか? ②自分が書きたいものは何であるのか? ③それは本当に新しいものなのか? ④では,書けるようになるための訓練の具体的な方法を先輩作家たちから学ぼう。

 

「日本語表現の基礎」講師:久野麗

          1回目:6月9日(金)/10日(土)

          2回目:6月23日(金)/24日(土)

   伝わりやすい文を書くための第一歩として、普段無意識に使っている日本語を、改めて客観的・分析的に考え、ルールを見つけます。この体験を通して、言葉を吟味する面白さに触れ、語の運用・選択の力を養います。書くときにも役立つ「音声」の話題も取り上げます。


「文学賞に応募しよう」講師:松本茂樹

           5月26日(金)/27日(土)

   プロ作家になる王道・文学賞について理解を深め、自分の目標にあった文学賞を探し傾向と対策を寝ることの大切さを教えます。

   「どのような作品を書けばよいのか」「審査員はどのような点を重視するか」「過去の首相作品の共通点」「これから小説を書きたい方々に参考となる話」

「読まれる作品を書く」講師:香取俊介

          1回目:5月19日(金)/20日(土)

          2回目:6月16日(金)/17日(土)

   商業出版に結びつく作品(主に小説)とはどういうものか。どのように書くか。そのための秘訣、日頃の心構え、最低限やるべきことを教えます。プロ作家になるのは簡単なことではありませんが、プロたらんとする強い意志があれば、受講生自ら「潜在能力」を引き出せる可能性はあります。そこを刺激する講義にします。


「文章のセンス」講師:藤井青銅

          1回目 5月12日(金)/13日(土)

          2回目 6月2日(金)/3日(土)

          3回目 7月7日(金)/8日(土)

   文章のセンスは「自分らしい個性」から生まれます。実社会での型にはまった発想や表現から脱し、自分らし文章を書く基礎練習を行います。

   まずは「二つの口」発想法によって、アタマを柔らかく、表現の幅を広くします。

   初回は周囲の人たちとグループを組んでワイワイやり、生徒たちで親しくなるように。

   2回目終了後、『私が見つけた法則』(800字以内)を書いて提出