平成29年度 2年生の講義

選択講義(小説全般)「映像から学ぶキャラクター小説作法」講師:小林雄次

          11月9日(木)/11日(土)

   キャラクターを魅力的に描く工夫についてお話します。壮大な物語を構築するのに必要なのは、複数のキャラクターを理解し、その感情を掘り下げることです。そのために映像(シナリオ)との違いと特性を意識し、小説だからこそ可能なドラマチックなプロット、繊細な心理描写のノウハウについて解説します。

選択講義(小説全般)「小説とは何か、どう書くか」講師:香取俊介

          1回目:10月19日(木)/21日(土)

          2回目:

          3回目:

「選択講座:短編/中編への助走」は、短編小説/中編小説を書くために必要な準備についての講義です。全3回を通じて、私が書いた短編小説『観覧車』(別冊文藝春秋1990年秋号・100枚)をテキストに、どのように構想し、取材し、プロットを立て、書き始め、悩み、完成させたか。さらに編集者とのやり取りや、雑誌掲載至った経緯等についてお話します。構成、展開、文体、省略等々についても分析します。【中・長編小説と短編小説の違い他】【執筆準備】その他、中長編の小説を書く上で必要なこと等、お話します。  3つのうちから1つを選択 1)「お金」 2)「友情」 3)「家族」  「その素材の内容」を書いて下さい。

 


必修講義「創作における会話の書き方」講師:東多江子

          1回目:10月12日(木)/14日(土)

          2回目:11月2日(木)/4日(土)

          3回目:

   フィクションノンフィクションを問わず、会話体表現は、創作物において重要な意味を持ちます。まずは拙作をテキストとして、会話体表現を読み解くことから学習を。そして課題としては、会話体表現を駆使した小作品に挑戦します。東多江子著『ちょっとだけ弟だった幸太のこと』『ヘレン・ケラー物語』の抜粋をテキストに会話の書き方を教えます。


必修講義「マンガに学ぶキャラクターとストーリー」講師:筧覚

          1回目:9月28日(木)/30日(土)

          2回目:

   日本のマンガはなぜ世界を席捲しコンテンツ産業の銭湯を走っているのか、そのパワーを探り、マンガ実作で習得すべき文法、外せない技術を教えます。「仮設」と「斬新ワード」で設定する物語、「主人公」の作り込みをマンガに学び、小説/エッセイに活かすすべの習得を目指します。課題は「お題から物語のストーリーを考える」。例その1)「子どもが起業して20歳までに30億稼いた。その後どんな人生を送った?」


必修講義「人物を描写する」講師:高瀬毅

          1回目  9月14日(木)/16日(土)

          2回目 10月26日(木)/28日(土)

   フィクション、ノンフィクションを問わず重要かつ不可欠なのが、人物をどう描くかということ、イキイキと人間像が立ち上がってくるために必要な人物の捉え方、描写の技術について学んでいただきます。人物を描く上での幾つかのポイントについて実例をもとに講義。実際に人物を「描く」ための技術の要点などにも触れ、課題演習に活かしてもらうものとします。


必修講義「インターネットで作家になる2.0」講師:鈴木収春

          8月31日(木)/9月1日(土)

   収益を見越したブログ運営や、ネット小説のセオリーに沿った作品を書けるようになることを目指します。講義内容①ブログで収益(大きな意味では信頼性)をあげる仕組みを紹介②ネット小説の作法を学び設定を考えます③SNSで話題になったことで作家になった人たちを紹介④140字以内で多くのリツイートを貰えそうな文章を3つ書く(課題)

選択講義(脚本)「ドラマを面白くするテクニック」講師:北阪昌人

          1回目:7月29日(土)

          2回目:8月26日(土)

          3回目:9月9日(土)

          4回目:9月30日(土)

   面白い脚本づくりのテクニックを、さまざまな角度から解説。実践的なノウハウを伝授します。


選択講義(エンタメ小説)「エンタメ小説の実践指導」講師:松本茂樹

          1回目:7月29日(土)

          2回目:8月19日(土)

          3回目:9月9日(土)

          4回目:10月7日(土)

   「エンタメ小説の実践指導」では、皆さまの書いた作品を教材にして講義を行いたいと思っています。修了作品を見る限り、2年生の皆さんには既に「物語を書く基礎能力」は備わっています。また、1年生時の「時代小説の書き方」の講義で、「時代小説」もしくは「現代小説」の書き方は、最小限ではありますがお教えしたつもりです。提出された作品は、テキストにして事前に皆さんにお配りします。講義に臨む際には、同級生が書いた作品を事前に読んできて下さい(もちろん、ご自分で書かれた作品も)。講義では、課題作品を教材に「ストーリーの作り方」「文章の構成」「時代考証」「史実とフィクションの兼ね合い」「面白さのポイント」など、よりよい時代小説(作品)にするためにはどう直せばいいのかを一つひとつ解説します。


選択講義(ショートストーリー)「ショートショートを書く」講師:藤井青銅

          1回目:7月27日(木)

          2回目:8月17日(木)

          3回目:9月7日(木)

          4回目:10月5日(木)

   ショートショート(オチがある星新一風の典型的なタイプ)を書くのが最終目的。だが基本は、発想方法・展開方法のレクチャーによるストーリーライン(あらすじ)添削で進める。テーマは「SF」×「家族」。異質なものの組み合わせで、別世界を作る。エンタメ執筆の練習。


必修講義「書き上げた作品を新人賞に応募するためにやらなければならないこと」講師:宮田昭宏

          6月22日(木)/24日(土)

   新人賞に応募して受賞することは、様々のメリットがあります。しかし、そのメリットを得るためには、応募する前にしなくてはならないこともたくさんあります。興味深い実例を紹介しながら、新人賞の仕組みと、応募の前にしなくてはならないことをお伝えします。

必修講義「エッセイスト・プロの技術」講師:島敏光

          1回目:6月15日(木)/17日(土)

          2回目:7月13日(木)/15日(金)

   プロの物書きになるためのヒントを与えたい。読みやすく楽しい文章を書くためのノウハウを伝える、エッセイのツボを知ってもらいます。


必修講義「キャラクター主導で書く」講師:花輪如一

          1回目:5月25日(木)/27日(土)

          2回目:7月6日(木)/8日(土)

          3回目:8月3日(木)/5日(土)

          4回目:8月24日(木)/26日(土)

   1年生時の講義「キャラクターを建てる」のPart2。「生まれながらに背負う負の遺産だけがキャラクターを際立たせる」理論の実践。キャラクターの言動が物語を紡ぐさまを、各自が課題の中で表現します。アクティブ・ラーニング形式で進めます。


選択講義(エンタメ小説)「ミステリーの手法で書いてみよう」講師:宮下隼一

          1回目:5月20日(土)

          2回目:6月3日(土)

          3回目:7月1日(土)

          4回目:7月22日(土)

   人が殺される必要も銃を撃つ必要もありません。最大のミステリーは、人間。なぜ彼はあんなことを言ったのか? どうして彼女はそんなことをしたのか? 謎解きは、全ての物語の基本であり、小説を読み、そして書くことの醍醐味でもあります。挑戦してみませんか?


選択講義(ショートストーリー)「エッセイ実践」講師:東多江子

          1回目:5月18日(木)

          2回目:6月1日(木)

          3回目:6月29日(木)

          4回目:7月20日(木)

   エッセイというジャンルは、お手軽なイメージがあるかもしれません。タレントがエッセイ集を出すのも珍しくない時代ですから。しかし本来、すぐれたエッセイは、類まれな観察力、描写力に裏打ちされています。そのことを十分理解してもらった上で、具体的には計3回の課題を通して、小説や脚本に通じる描写力を身につけていただきたいと考えています。


選択講義(脚本)「ショートドラマを書こう」講師:井出真理

          1回目:5月13日(土)

          2回目:6月3日(土)

          3回目:6月24日(土)

          4回目:7月15日(土)

   オリジナルのショートドラマ(7~8分尺)を書き上げることを目指します。テレビドラマにするかラジオドラマにするかは、受講者の選択に任せます。書きたい素材、テーマ、人物などそれぞれ設定し、登場人物を動かしながらストーリーを考え、タイトル・登場人物表とプロットを書き、脚本執筆に至る流れを実践でお教えします。


必修講義「日本語を吟味する」講師:久野麗

          1回目:5月11日(木)/13日(土)

          2回目:6月8日(木)/10日(土)

   普段無意識に使いこなしている「日本語」を改めて見直し、より適切で高度な「言葉の選択」の力を磨きます。

   1回目 助詞「で」の活用法  「大きい・小さい/大きな・小さな」の使い分け

   2回目 助詞「を」の幅広い用法  文末「~のだ」の働きと効果