日本放送作家協会(にほんほうそうさっかきょうかい)とは
一般社団法人 日本放送作家協会(にほんほうそうさっかきょうかい)はラジオ・テレビ等、放送メディアで活動する放送作家が集り、会員相互の親睦を深めながら放送文化の向上に資することを目的とした文化団体です。
現在、およそ720人(2020年7月現在)の放送作家が所属し、文化団体としては世界でも有数の会員数を誇っています。
創立以来放送作家の権利擁護や福利厚生を目的とした活動にも力を注いできましたが、この分野は、当協会から分離した日本脚本家連盟が担当し、現在の日本放送作家協会は文化事業を主軸とした活動を行っています。
協会には全国5つの支部があり、ラジオドラマ、テレビドラマ脚本の全国公募コンクールや公開講座をはじめとした種々の活動を行っています。
出版社・プロダクション・マネジメント会社ではございません。
日本放送作家協会の歴史
●1959年(昭和34年)9月18日、「わが国における、ここ数年の電波文化、電波行政のめざましい発展に対して、ラジオ・テレビ作家の社会生活並びに職能、権益を擁護し、併せてその親睦をはかる」目的で任意団体として設立。創立当初の会員は364名。
●1960年(昭和35年)3月に関西支部設立。
●1960年(昭和35年)9月に中部支部設立。
●1961年(昭和36年)1月に九州支部設立。
●1962年(昭和37年)4月、社団法人日本放送作家協会として発足。
●1962年(昭和37年)10月に北海道支部、続いて中国支部設立。
●1966年(昭和41年)3月1日、協同組合日本放送作家組合(現・日本脚本家連盟)設立。
これまで放作協の事業であった会員の著作権権利擁護、福利厚生など会員自身の利益になる活動は組合に移され、以降、放作協は放送文化向上のための事業に専念する。
●2012年(平成24年)4月1日、一般社団法人日本放送作家協会へ移行。
組織図
◇執行部 ( )カッコ内は筆名
●理事長 股野尚子(さらだたまこ)
●常務理事 石橋里恵(石橋映里)、井出真理、村上卓史
●理事 芦田多江子(東
多江子)、荒井修子、伊藤佳子(いとう菜のは)、
内村宏幸、香取俊一(香取俊介)、小林雄次、東海林 桂、豊田拓臣、
仲 陽子(たむらようこ)、中村直子(羽田野直子)、久松真一
●監事 髙橋聡子(入山さと子)、上滝徹也[外部:日本大学名誉教授]
◇支部 ( )カッコ内は役職
●北海道支部 伊藤正浩(支部長)、藤原晴美(事務局長)、吉本椎葉(監事)
菊地 寛(顧問)、永井 浩(顧問)
●中部支部 柳瀬元志(支部長)、大谷えり子(事務局長)、
白石栄里子(事務局補佐・会計監査)、亀子美穂(会計)
●関西支部 林 禧男(支部長)、 落合武司(事務局長)、北村京子(監事)
●中国支部 名切勝則(支部長)、野津聖治(事務局長)、山田 幸(監事)
●九州支部 盛多直隆(支部長)、髙本和子(事務局長)、香月 隆(監事)
◇事務局