2023年4月19日(水)new!!

第48回創作テレビドラマ大賞・オンライン公開講座 終了しました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
脚本家講師:大森美香氏、小山正太氏
第47回創作テレビ・大賞受賞者:森野マッシュ氏(『ケの日のケケケ』)
NHK メディア総局 第3制作センター(ドラマ):
チーフディレクター 松浦善之助氏
ディレクター 橋本万葉氏
司会:小林雄次氏(日本放送作家協会・常務理事)

2023年4月14日(金) new!!
第48回創作テレビドラマ大賞を公示致しました。
応募資格は「プロの映像ドラマ脚本家として活躍したい方。性別、年齢、職業は問いません」。
応募はインターネットからの投稿のみ。
募集要項等、応募フォーム、詳細はこちら。
※創作テレビドラマ大賞用のテンプレートを用意しました。
募集要項~インターネット投稿のやり方のページの下にあるテンプレート欄をクリックし、ダウンロードしてご利用下さい。
(テンプレートはWord以外のワープロソフトには対応しておりません)
ご不明な点等ございましたら、メールでお問い合わせお願い致します。電話でのお問い合わせは受け付けられません。
お問い合わせの前に、「よくある質問」に同じ質問がないか確認してからお願い致します。

2023年2月27日(月)
2021年に行われた第46回創作テレビドラマ大賞の大賞受賞作品(竹川春菜・作)『月食の夜は』の放送日が決定!
https://www.nhk.jp/g/blog/nthxddclhknr/
2023年3月25日(土) NHKにて22時~放送!!
高校受験で進路を決める季節。天文好きの中学3年生・宮内駿は、同じクラスの岸本翠を好きになる。勢いで告白するも結果は惨敗。駿に素っ気なく振る舞っていた翠は、実は人知れず家で心の病を患う母の面倒を見ていた。母のケアで勉強も休息も叶わない翠の葛藤を知った駿は、自分の無力さを痛感しながらも何とか助けたいともがく。翠が傷ついたある夜、駿は“これを逃したら12年後”と言われる珍しい月食を見ようと誘い出す…。
見えない未来への不安を誰かと分かち合う事で、小さな希望が心に灯る…ヤングケアラーとしての体験を持つ当事者たちから取材して立ち上げたオリジナルのストーリー。
【放送日】2023年3月25日(土)総合 よる10時~
【作】竹川春菜
【主題歌・音楽】優河with魔法バンド
【出演】吉田日向 外原寧々
大野泰広 小林涼子 足川結珠 山﨑玲奈 犬塚心
安藤玉恵 安達祐実
2023年2月20日(月)
協会員からの告知ページを更新しました。
2023年2月13日(月)
第51回創作ラジオドラマ大賞、二次選考会での討議の結果、一次通過53本から下記10作品が選出され、最終選考に進むこととなりました。
最終審査選出作品タイトルと応募者名はこちら。
2023年1月30日(月)
日本放送作家協会が協力している、「西の正倉院みさと文学賞」。
第四回のMRT賞受賞作品『海笑う』が、協会員の新井まさみさん脚色でラジオドラマ化され、YouTubeでの配信が始まりました!
2023年1月26日(木)
第51回創作ラジオドラマ大賞一次選考の結果、選考対象作品309本の中から53本が選出されました。
一次通過の作品タイトルと応募者名はこちら。
※選考対象外と落選作の中には、小説形式であるもの、映像ドラマの脚本形式で柱を立てて
書かれているもの、映像表現でなければ成立しないト書きで登場人物について書き込まれて
いるもの等が多く見られました。
創作ラジオドラマ大賞は、音声ドラマの脚本コンクールです。
2023年1月24日(火)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第8弾 原すすむ氏YouTube配信
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクト第8回目は『8時だヨ!全員集合』『巨泉のクイズダービー』『関口宏の東京フレンドパーク』など数々の人気番組を担当した放送作家の原すすむさんがゲストです。
いかりや長介さん、志村けんさんらドリフターズのメンバーとの番組作りのエピソードやヒット番組の誕生秘話など貴重な証言をしていただきました。インタビュアーは当協会の内村宏幸理事長です。
今回も後世に残すべき貴重なお話が満載です。是非お楽しみください!
2022年12月26日(月)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第7弾 鶴間政行氏YouTube配信
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクト第7回目は萩本欽一さんのブレーン集団サラダ党のメンバーとして『欽ドン良い子悪い子普通の子』『欽ちゃんのどこまでやるの』『SMAP×SMAP』『笑っていいとも』などテレビ史に残る数々の人気番組を担当した放送作家の鶴間政行さんがゲストです。
天才コメディアン欽ちゃんの素顔をはじめ、人気番組の裏側や長寿番組の秘訣など貴重なノウハウをお話しいただきました。インタビュアーは当協会のたむらようこ理事です。今回も㊙エピソードが満載となっています。是非お楽しみください!
2022年11月2日(水)
第47回創作テレビドラマ大賞・第50回創作ラジオドラマ大賞の合同贈賞式を、東京・渋谷の東急REIホテルで開催致しました。
感染症対策はまだまだ厳しく、記念撮影を除きマスク着用でのささやかなお祝いの会になりましたが、受賞者の皆さまに表彰状を授与し、NHK・NEPの制作者の方々、そして脚本家審査員代表の方々よりお祝いとエールが贈られ、善き交流の時が持たれました。
「一緒にお仕事をしてゆきましょう」という、制作者の方々から受賞者の皆さまへの呼びかけは、何よりの励みになったことと思います。
この贈賞式をスタートとして、受賞者の皆さまがいっそうの執筆活動に励まれ、活躍されることをお祈り致します!
贈賞式の様子はこちらをご覧ください。
2022年9月29日(木)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第6弾 土屋敏男氏YouTube配信
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクト第6回目は『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『とんねるずの生でダラダラいかせて!』『ウッチャンナンチャンのウリナリ!』『進め!電波少年 』など数々の人気番組を演出した土屋敏男プロデューサーがゲストです。
人気番組の裏話はもちろん、プロデューサーや演出家が求める放送作家像など他では聞けない貴重なトークをしていただきました。インタビュアーは当協会の鮫肌文殊理事です。今回もとっておきエピソードが満載です。是非お楽しみください!
2022年9月6日(火)
CHET Marketingとの提携を開始!
日本放送作家協会は放送作家の可能性を広げていくことを目的とし、「クリエイティビティ×テクノロジー」の力でIP開発を行う、株式会社CHET Groupと業務提携を開始いたしました。
既存の放送メディアにこだわることなく、新しいメディアやテクノロジーへの可能性を広げ、国際発信を目指し業務提携を開始します。
新人や若手育成の機会を最大限に生かしたいと考えております。
プレスリリースは下記からダウンロードできます。

2022年8月4日(木)
FMシアター『手を振る仕事』(足立聡・作 第49回創作ラジオドラマ大賞受賞脚本)が、第48回放送文化基金賞・最優秀賞受賞し、8月27日(土)夜10時~10時50分、NHK・FMにて再放送されます。
作者の足立聡さんより、受賞コメントが届きました。
「私が『手を振る仕事』を創作ラジオドラマ大賞に応募してから、作品が着実に成長していっているような感覚でいます。作品を成長させてくれたすべての人たちに感謝しております。この度はありがとうございました」
脚本は『月刊ドラマ2021.5月号』に掲載されています。
ぜひ、お聴きください!
2022年7月20日(水)
第47回創作テレビドラマ大賞 一次審査通過作品発表!
一次通過の作品タイトルと応募者名はこちら。
第47回創作テレビドラマ大賞は、6月30日(木)正午に応募を締切り、
応募総数953本、※審査対象作品924本が一次審査へと進みました。
沢山のご応募、ありがとうございました!
※放作協では締め切り後、全ての応募原稿データを開け、
応募作が募集要項に沿っているか、確認作業を行っております。
下記の作品は審査対象外となり、残念ながら一次審査を受けることが出来ません。
- 内容が脚本ではない作品(小説、エッセイ、自伝など)
- 書式や本文のページ数が募集要項に沿っていない作品
- 応募原稿に執筆者の名前など個人情報が記載されている作品
(創作ドラマ大賞の審査は、審査員に、応募者の氏名や年齢、受賞歴・活動歴等は
知らせず、応募原稿の評価のみで進めてゆきます。応募者の名前が公表されるのは、
放作協のHPと月刊ドラマの審査結果発表ページのみです。)
2022年6月28日(火)
この春、NHKにて放送された第45回創作テレビドラマ大賞・受賞作品、船越凡平・作『家出娘(英語名:RUNAWAY GIRL)』(創作テレビ受賞時のタイトルは『カントリー・ロード』)が、ドイツ・ハンブルグで開催された「第23回ワールドメディアフェスティバル」において、「子ども・青少年部門(家族向けコンテンツ)カテゴリー」の銀賞を受賞しました!!
ワールドメディアフェスティバルは、2000年からドイツのハンブルグで開催されている賞で、世界中の優れたコンテンツを16分野に分けて表彰しています。
今回(第23回)は、世界中から823作品のエントリーがあり、その中から選出されました。
『家出娘』

2022年6月20日(月)
第61回 総会が行われ、15名の理事が決定いたしました。
●理事長 内村宏幸
●副理事長 村上卓史
●常務理事 石橋映里、井出真理、小林雄次
●理事 荒井修子、いとう菜のは、入山さと子、香取俊介、鮫肌文殊
東海林 桂、武田樹里、たむらようこ、羽田野直子、久松真一
●監事 さらだたまこ、上滝徹也[外部:日本大学名誉教授]

2022年6月7日(火)
第49回 創作ラジオドラマ大賞 大賞受賞作
「手を振る仕事」足立聡・作(FMシアター)が、第48回 放送文化基金賞のラジオ番組部門で最優秀賞に輝きました!
詳しくはこちら
2022年5月26日(木)
第50回 創作ラジオドラマ大賞 佳作受賞作「傑作が落ちてくる」の放送が決定致しました。
【NHK-FM】5月28日(土) 午後10時~午後10時50分
作:杉原 大吾
☆聴き逃し配信あり(放送から1週間)
詳細は、FMシアターのホームページをご覧ください。
2022年5月19日(木)
第50回 創作ラジオドラマ大賞 大賞受賞作「決められない松田、おすすめの一本」の放送が決定致しました。
【NHK-FM】5月21日(土) 午後10時~午後10時50分
作:上原 哲也
☆聴き逃し配信あり(放送から1週間)
詳細は、FMシアターのホームページをご覧ください。
2022年5月13日(金)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第5弾 山田美保子さんYouTube
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクト第5弾は、
2022年4月21日(木)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第4弾 奥山侊伸氏YouTube配信

2022年3月11日(金)
2020年に行われた第45回創作テレビドラマ大賞の大賞受賞作品(船越凡平・作)『カントリーロード』(ドラマでは「家出娘」と改題)の放送日が決定!
https://www.nhk.jp/g/blog/4enu7-r1kx5r/
2022年3月22日(火) NHKにて22時~放送!!
母を亡くした少女と、母の妹である叔母――大切な人を失った者同士が、ひとときの共同生活を通して、次の一歩を踏み出そうとする姿を描く。
近年、ドラマでの活躍も目覚ましいファーストサマーウイカが、人生に迷った少女に寄り添う叔母役を熱演。少女・はるか役には、オーディションで選ばれた10歳の俊英・木村湖音。不器用でコミカルな二人のやりとりが、やがてあたたかな涙を誘う、極上のヒューマンドラマをお届けします。
【放送日】2022年3月22日(火)総合 よる10時
【作】船越凡平
【音楽】haruka nakamura
【出演】木村湖音、ファーストサマーウイカ、有野晋哉、徳井優 ほか
※NHKプラスで3月29日午後10時43分まで見逃し配信中
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022032209867?cid=jp-9VL8J6ZM4L
NHKオンデマンドでもご覧いただけます。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022119328SA000/index.html?np_banID=top_pr_119328
2022年1月25日(火)
日本放送作家協会が協力している、「西の正倉院みさと文学賞」。
過去の受賞作がYouTubeでお聴きいただけます。
脚色は理事で協会員の井出真理氏。
第2回のMRT宮崎放送賞受賞作「百済の料理人」(みよし麻・作)はYouTubeにアップされています。
こちらの脚色は協会員の中澤香織氏。
2021年12月23日(木)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第3弾 テリー伊藤氏YouTube配信
2021年10月24日(日)
「放送作家の番組証言アーカイブ」第2弾 ダンカン氏YouTube配信
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクト第二弾は、たけし軍団の主要メンバーでもあり、多くの番組でブレーンとして参加する『元祖二刀流』放送作家ダンカンさんがゲストです。『元気が出るテレビ』ヒット企画秘話を始め、師匠ビートたけしさんや盟友テリー伊藤さんとの爆笑エピソード、さらに後輩作家へのメッセージ…と今回も様々なお話を伺いました。聞き手は当協会の理事・たむらようこさん。
アカデミックなタイトルですが、そこは芸人ダンカンさんが対談相手、気軽に楽しめる内容となっています。会員でない方も視聴可能なので是非ご覧ください!
2021年9月25日(土)
当協会が協力する「放送作家の番組証言」プロジェクトの動画が配信されました。
数多くのヒット番組を担当するレジェンド放送作家・大岩賞介さんをゲストにお迎えして、
貴重なお話をお伺いしています。
聞き手は当協会の理事・内村宏幸さんとたむらようこさんです。アカデミックな試みですが、気軽に楽しめる対談なので是非ご覧ください!
※本プロジェクトは放送文化基金の支援の元、「放送作家の番組証言アーカイブの構築および社会的発信」として制作配信しております。本研究は放送作家&脚本家の貴重な証言を後世に残すことを目的とします。
2021年2月7日(日)

日本放送作家協会の新規プロジェクトとして… 協会員によるリレーコラムが連載開始致しました。
記念すべき第一回目は、脚本家の小林雄次さん!
今後も人気脚本家&放送作家が登場します。
毎週日曜日の朝に更新されますので、お楽しみに♪
こちらをクリック⇒ 『脚本家は、運も不運も紙一重』MonJa

2021年1月22日(金)
2019年に行われた第44回創作テレビドラマ大賞の大賞受賞作品(佃良太・作)『星とレモンの部屋』が、夏帆さん主演でテレビドラマ化!
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/442425.html
2021年3月19日(金) NHKにて22時~放送!!
近年社会的な問題となっているひきこもり家族の8050問題。
老いた両親が亡くなった後に子どもたちがその死体と暮らしていた、といういくつもの痛ましい事件をベースに、チャットで知り合ったひきこもりの男女に起きる、ある一日のドラマ。
28歳の気鋭の脚本家が、みずみずしい感性と温かいまなざしで、生きづらさを抱える人々をリアルに描く。
【放送日】2021年3月19日(金)総合 よる10時
【作】佃良太
【音楽】macaroomと知久寿焼
【出演】夏帆、宮沢氷魚、田中哲司、原田美枝子
※再放送が決定致しました。
[NHK総合1・東京] 2021年03月24日 午前1:28 ~ 午前2:13 (45分)

2020年12月28日(月)
FMシアター『ほぞ』(水城孝敬・作)が芸術祭・優秀賞を受賞しました!
第48回創作ラジオドラマ大賞・佳作受賞作『ほぞ』(水城孝敬・作)、NHKの東山充裕ディレクターの手によって制作され、FMシアターで放送された作品が、この度、令和2年度文化庁芸術祭 ラジオ部門で優秀賞を受賞しました!
https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsusai/r02/pdf/92733001_01.pdf
受賞理由:
明治時代を背景に、若年性認知症になった指物師 基一と、その妻タエの夫婦物語。
タイトルの[ほぞ]とは、板と板をつなぐ凸凹のこと。
寄り添う夫婦をほぞに見立てた脚本だが、「妻が良い人過ぎるのでは?」等の意見は出たものの、主演の和田正人・伊藤歩の演技に目を見張るものがあり、ラストが心迫り、今回の受賞となった。
2020年9月18日(金)
昨年4月に記念会員証の特典としてお知らせしていた「ルミネtheよしもと」「よしもと∞ホール」などの観覧の件ですが、このコロナ禍における劇場の客席稼働数などの観点から、席の確保が難しい状況にあります。よって恐縮ではありますが、しばらく会員の観覧を停止させていただきます。新しい生活様式の整備に伴い、あらためて提携の交渉をいたしますので、しばしお待ち下さい。
広報担当常務理事 村上卓史
2019年12月23日(月)
日本放送作家協会60周年イベント
「テレビ感想文」へのご応募ありがとうございました。
お寄せいただいたテレビ感想文は、みなさんから、現役でテレビで仕事をしている私たちへの
貴重なメッセージとしても真摯に受け取りたいと思います。
いつも放送に携わっている協会員が、心のこもった力作を、心をこめて読ませていただき、
5作品を入賞とした中から、最終審査会を経て、大賞、各審査員賞が決定しましたので、
詳細はこちらをごらんください。
2019年9月23日(月・祝)/24日(火)
中国の若い映画製作者が、日本の映像プロデューサー、脚本家のノウハウを学ぶイベント「日中映画文化交流活動」が東京・錦糸町のホテルで開催されました。
日本放送作家協会のコーディネートで、『ウルトラマン』シリーズの脚本家・小林雄次さん、『名探偵コナン』の脚本家・宮下隼一さんが講義を行いました。
中国でも知名度の高い作品の脚本家とあって、受講生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。


2019年9月18日(水)
日本放送作家協会は9月18日で創立60周年を迎えました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
2019年9月13日(金)
中部地方で制作・放送された番組の中から優れた作品を選び、テレビ局・スタッフの方々にエールを送る趣旨で毎年行われている日本放送作家協会・中部テレビ大賞の表彰式が行われました。イベントには広報担当常務理事・村上卓史さんが出席し、講演も行いました。
なお、詳細についてはこちらをご覧ください。
以下、村上常務理事の報告です。
9月13日、中部テレビ大賞に本部を代表して出席してきました。大賞の上映会から始まり、授賞式、講演、懇親会、さらに勉強会とほぼ半日に渡り、受賞者や中部支部の皆様と御一緒させていただきました。なによりも驚いたのは受賞作品の目の付け所の良さ。20代のクリエイター限定の賞ということもあり、構成や編集などにはやや若さがみられましたが、これからテレビを未来を担う方々が番組を通じて伝えたいメッセージに大きな感銘を受けました。特に大賞作品の「介護現場のSOS」に関しては介護士へのパワハラという、当事者以外は知られざる事実に踏み込んだ、素晴らしい作品でした。もちろん、その他の受賞作も制作者それぞれの熱い演出魂を感じさせる番組ばかり。また講演後、質疑の時間を設けたところ次々と核心を突く質問が続き、テレビの将来は明るいと再認識しました。なによりも、このような機会を設けて実際に運営している中部支部の皆様を尊敬いたします。支部長の柳瀬元志さんを始め、多くの方々の尽力があって、このような素晴らしいイベントが運営されていることは協会全体の誇りであり、またお手本であるといっても過言ではないでしょう。これからもこの素晴らしい賞が続くように微力ながら応援していきたいと心から思っています。しいて言えば、次は半日と言わず、名古屋名物をいただきながら、夜まで皆様とテレビ談義できれば幸いです。
広報担当常務理事 村上卓史



2019年9月4日(水)~7日(土)
第14回アジアドラマカンファレンスが韓国・インチョンで開催されました。



いとう菜のは(日本放送作家協会協会員)
毎年恒例の「アジアテレビドラマカンファレンス」。第14回を迎える今年は、9月4日~7日まで、韓国の仁川(インチョン)にて開催されました。
放送作家協会から古沢良太さん、土橋章宏さん、久松真一さん、李正姫さん等16名の作家が参加、今年も温かい歓迎とおもてなしを受けました。
自作を海外にプレゼンするビジネスマッチング会議(BtoB)では、NETFLIXを始め、世界で作品を発表する韓・中の制作会社と、未来につなげる活発な意見交換をしました。
カンファレンス本会議では、各国を代表する制作者・作家が登壇。日本からはATP理事でもあるテレパック沼田通嗣さんが、『日本のドラマ制作会社の現状、そして目指すべき未来』と題して、日本の名作ドラマの歴史を紹介。そしてガラパゴス化する日本ドラマ界の現状を憂い、国内視聴率にとらわれず、日本のドラマ制作を産業にしていく新たな世界展開への試みを熱く語りました。
また、日本作家代表の古沢良太さんは、『私の海外展開された作品について』のテーマで、急成長する中国エンターテイメント業界の感触など、興味深いお話をいただきました。参考映像として流した『リーガル・ハイ』『デート~恋とはどんなものかしら』『コンフィデンスマンJP』の一話冒頭部分では、言語の異なる各国の参加者が同じ場面で大笑いし、ファーストシーンで観客の心をつかむ作者の力量もさることながら、「エンターテイメントに国境はない」ということを肌で感じる瞬間でもありました。
殺伐とした世の中だからこそ、文化・芸術の分野では国を超えて互いの作品に敬意を払い、学び合い、高め合うことが必要だと思います。
『Asia is One』
市川森一先生が掲げた大きなテーマを、今後もより良い形で継承していくことが、このカンファレンスに課せられた使命だと思っています。

2019年7月27日(日)
日本放送作家協会60周年企画 にしき堂プレゼンツ「もみじ饅頭物語」の優秀賞が発表されました。詳しくはこちらをご覧ください。

2019年7月13日(土)
最新作「サバティカル」、大ヒットコンテンツ「BanG Dream!(バンドリ!)」の原案担当の作家の中村航さんが講師を務める「第2回西の正倉院みさと文学賞」記念講座が東京渋谷・道玄坂で開催されました。
講義テーマは「地域に根ざした小説について」。百済王伝説を背景とした宮崎県美郷町の「物語資源」をどう活かせばいいのか。30人近い参加者が熱心に耳を傾けました。