理事長挨拶

「放送作家とは、何をするのか?」 これほど説明の難しい職業はありません。
現在、当協会にはおよそ670名(2022年7月現在)の放送作家・脚本家が在籍していますが、その活動内容はまさに千差万別、テレビ・ラジオドラマの脚本、アニメの構成・脚本、漫画の原作、バラエティ番組の企画・構成、クイズ番組の問題作成、ゲームの企画・脚本、作詞、企業のコンサルティング、さらに最近では、YouTubeを始めとしたネット動画の企画・構成・演出と、挙げたら切りがありません。
「コンテンツの数だけ作家の存在がある」と言えます。
共通して言えるのは、情熱を持って作り上げたエンターテインメントを1人でも多くの人の心に届ける、そういう思いで日々創作活動しているということではないでしょうか。
当協会は、これまで放送関係の各種事業への協力、若手脚本家の発掘・育成、協会員によるリレーコラム、放送を支えてきた人たちの証言アーカイブなどの活動を展開してきましたが、これからも、さらに新しい企画をここから発信していこうと思っています。
同時に、個人単位で活動している放送作家・脚本家同士の交流の場とし、各支部との連携を深め、互いのスキルアップを図りながら、よりわかりやすく、親しみが持てるような場所を目指そうと思います。
すでに放送作家・脚本家として活躍している方、そして少しでも興味をお持ちの方も、気軽に当協会の活動に触れて、叶うなら一緒に参加していただけるようお願い申し上げます。
一般社団法人 日本放送作家協会
理事長 内村宏幸
協会員の皆さまへご案内

